「レイルイにたいして抱くイメージでなんか下さい!」(こんな言い方はしていませんが)と、
おねだりしたら、こんな物いただいた。まさかの第二弾。他人様の息子さんとうちの娘をくっつけさせていただいただけで飽きたらず、
好きなようにお話書いてただけなのに、こんな祝福してもらってこんなに幸せで良いんだろうか…wまふゆさんの美麗イラストで見ると尚更体格差とか年齢差が浮き彫りで萌えます ←
このお話で萌えるのは1コマ目で傘差してるのに後ろ姿で見抜くレイヴァンとか、レイヴァンが元気が出ないというので
言うとおりに休むよ、と言っちゃうルインとか!なんかすごくレイルイらしくてもだえましたごろごろ!!!
まふゆさん、本当にありがとうございました!!
(2010.3.9)
で、いただいたこのお話から派生しました。
猫を、拾ってみた。
「にゃあー」
懐かれた。
「にゃー」
雨の中ひとりぼっちでにゃーにゃー鳴いていたので、いったん連れて帰ってきれいにしてあげてミルクをあげた。
やせっぽっちの白い仔猫。ルインとよく似た黄色の瞳をしている。
少しの間ひとの手を警戒していたのが、今はルインの手から直接ミルクを舐める。
お腹がいっぱいになるとくうくうと眠る。ぴったりと寄り添って眠る。あったかい。かわいい。
一度、里親を捜しては見たが、仔猫があんまりにも可愛く手放しがたくなってしまった。
仔猫の方も、ルインと離れたがらず、結局引き取ることになった。
とはいえ旅人の身分で動物を飼うのは難しい。リッカの宿屋に預けるのも、飲食店を兼ねる手前気が引け、どうしようかと思っていたのだが。
レイヴァンが。
居合わせた彼が、一緒に世話を見てくれると言ってくれたのだ。
一緒に、立派な大人猫になるまで育ててくれる。
「よかったね、猫」
「にゃあ」
すりすりと身を寄せられ、ルインは眼を細める。ああ、ねこ、じゃないんだ。ずっとそう呼んでいたから。
「ボクとレイヴァンが、おとうさんおかあさんになるからね。レイン」
「にゃあ」
レインは甘えるように一声鳴いて、ルインの指をぺろぺろなめる。
第一子は猫です!名前はレインです!4649!あれっ、でもこの場合どっちがおとうさんだろう!